ドイツ語の「damit」の意味と使い方
意味:〜するように(目的)
目的を表す副文を作る接続詞です。主文と副文の主語が違う時によく使い、定動詞は文末です。
目的を表す副文を作る接続詞です。主文と副文の主語が違う時によく使い、定動詞は文末です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 主語が違う | 主文, damit + 主語 + … + 定動詞 | Ich rufe an, damit du Bescheid weißt. |
| 主語が同じ | um … zu も使える | Ich spare, um ein Auto zu kaufen. |
例文
- Ich schreibe dir die Adresse auf, damit du sie nicht vergisst.君が忘れないように、住所を書いておくね。
- Die Lehrerin spricht langsam, damit alle sie verstehen.みんなが理解できるように、先生はゆっくり話します。
- Damit die Gäste den Weg finden, hängen wir ein Schild an die Tür.お客さんが道に迷わないように、ドアに札を掛けておきます。
使い方のポイント
- 主語が同じ時は um … zu がふつうです(Ich lerne viel, um die Prüfung zu bestehen.)。
- 副詞の damit(それで・それを使って)とは働きが違います。
練習問題
問1(独検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Mein Vater repariert mein Fahrrad, ( ) ich morgen zur Schule fahren kann.
- damit
- um
- denn
- deshalb
答えと解説
正解:1. damit
「僕が明日学校へ行けるように」と目的を表し、主語が Vater と ich で違うので「damit」が入ります。um は um … zu の形で、後ろに主語のある文は来ません。
問2(ゲーテ B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Wir sprechen leise, ( ) die Kinder nicht aufwachen.
- denn
- um
- damit
- deshalb
答えと解説
正解:3. damit
「子どもたちが起きないように」という目的なので「damit」が入ります。obwohl は「〜なのに」で意味が合わず、deshalb の後ろは定動詞が先に来ます。
似ている文法との違い
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「um … zu」 〜するために(目的)
- 「sodass」 その結果〜、〜するほど
- da(r) + 前置詞 それについて・それで(前の物事を受ける)