ドイツ語の3格と4格をとる動詞の意味と使い方
形:geben, schenken
意味:「(人)に(物)を」と 2 つの目的語をとる動詞
geben・schenken・zeigen などは、人を3格、物を4格にとります。両方が名詞なら3格・4格の順が基本です。
意味:「(人)に(物)を」と 2 つの目的語をとる動詞
geben・schenken・zeigen などは、人を3格、物を4格にとります。両方が名詞なら3格・4格の順が基本です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 名詞 + 名詞 | 3格(人)+ 4格(物) | Ich gebe dem Kind einen Ball. |
| 4格が代名詞 | 4格(代名詞)+ 3格 | Ich gebe ihn dem Kind. |
| 両方とも代名詞 | 4格 + 3格 | Ich gebe ihn ihm. |
| 主な動詞 | geben, schenken, zeigen など | Er zeigt uns die Stadt. |
例文
- Zum Geburtstag schenke ich meinem Vater eine Krawatte.誕生日に父にネクタイを贈ります。
- Können Sie mir bitte die Speisekarte bringen?私にメニューを持ってきていただけますか。
- Zeig es mir bitte!それを私に見せて!
使い方のポイント
- 4格が代名詞の時は、4格を3格より前に置きます(Ich zeige es dir.)。
- 人(3格)と物(4格)は、日本語の「〜に」「〜を」とほぼ対応します。
練習問題
問1(独検 4級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Am Abend erzählt Oma ( ) Kind eine Geschichte.
- den
- dem
- das
- der
答えと解説
正解:2. dem
erzählen は「(人)に(物)を」で、人は3格です。Kind は中性名詞なので「dem」です。das にすると4格が 2 つになります。
問2(ゲーテ A1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
A: Kann ich deine Schere haben? B: Ja, ich gebe sie ( ) gleich.
- dich
- du
- mich
- dir
答えと解説
正解:4. dir
geben は「(人)に(物)を」で、受け取る人は3格です。du の3格は「dir」です。dich は4格で、4格の sie がもうあるので入りません。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 3格をとる動詞 3格の目的語をとる動詞(helfen など)
- 4格をとる動詞 4格の目的語「〜を」をとる動詞
- 文中の語順(3格・4格など) 文の中ほどの語の並べ方