ドイツ語のmuss nicht と darf nichtの意味と使い方
形:nicht müssen / nicht dürfen
意味:〜しなくてよい / 〜してはいけない
muss nicht は「する必要がない」、darf nicht は「してはいけない」という禁止を表します。
意味:〜しなくてよい / 〜してはいけない
muss nicht は「する必要がない」、darf nicht は「してはいけない」という禁止を表します。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 必要がない | nicht müssen + 不定詞 | Du musst heute nicht kochen. |
| 禁止 | nicht dürfen + 不定詞 | Hier darf man nicht laut sprechen. |
| 名詞を否定する時 | kein + 名詞 + müssen / dürfen | Ihr dürft keine Süßigkeiten kaufen. |
例文
- Du musst nicht mitkommen, wenn du keine Lust hast.気が進まないなら、一緒に来なくていいよ。
- In der Bibliothek darf man nicht laut telefonieren.図書館では大きな声で電話をしてはいけません。
- Unser Sohn ist erst fünf, er darf nicht allein über die Straße gehen.息子はまだ 5 歳なので、一人で道を渡ってはいけません。
使い方のポイント
- 英語の must not(禁止)に当たるのは darf nicht です。muss nicht は「しなくてもよい」で、禁止ではありません。
- 「〜しなくてよい」は nicht brauchen zu でも言えます(Du brauchst nicht zu kochen.)。
練習問題
問1(独検 4級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Der Eintritt ist frei. Sie ( ) bezahlen.
- müssen nicht
- dürfen nicht
- müssen
- dürfen
答えと解説
正解:1. müssen nicht
入場が無料なので「払う必要がない」の「müssen nicht」が入ります。dürfen nicht は「払ってはいけない」という禁止になり、文脈に合いません。
問2(ゲーテ A1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Wir sind im Kino. Du ( ) telefonieren. Mach bitte dein Handy aus!
- darfst
- musst
- darfst nicht
- musst nicht
答えと解説
正解:3. darfst nicht
映画館で携帯を切るように言っているので、禁止の「darfst nicht」が入ります。musst nicht は「しなくてよい」で、禁止の意味になりません。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「müssen」 〜しなければならない(必要・義務)
- 「dürfen」 〜してもよい(許可)、〜してはいけない
- 「nicht brauchen zu」 〜する必要はない