ドイツ語の「ja」(心態詞)の意味と使い方
意味:〜だよね・〜じゃないか(共通の認識・驚き)
心態詞の ja は平叙文の中ほどに置き、「(知ってのとおり)〜だよね」や「〜じゃないか」という驚きを表します。
心態詞の ja は平叙文の中ほどに置き、「(知ってのとおり)〜だよね」や「〜じゃないか」という驚きを表します。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 共通の知識 | … ja …(平叙文) | Du kennst ihn ja. |
| 驚き | Das ist ja …! | Das ist ja toll! |
| 強い警告 | 命令形 + ja(強く読む) | Komm ja nicht zu spät! |
例文
- Wir brauchen kein Taxi, der Bahnhof ist ja ganz nah.タクシーは要らないよ、駅はすぐ近くなんだから。
- Das ist ja eine schöne Überraschung!これは本当にうれしい驚きだ!
- Fass ja den Herd nicht an, er ist noch heiß!コンロには絶対触らないでね、まだ熱いから!
使い方のポイント
- 心態詞の ja は疑問文には使いません。
- 強く読む命令文の ja は「絶対に〜するな・必ず〜しろ」という警告になります。
- 答えの Ja(はい)とは別の働きで、強く読みません。
練習問題
問1(独検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Du bist ( ) ganz nass! Hast du keinen Regenschirm dabei?
- denn
- ja
- etwa
- ruhig
答えと解説
正解:2. ja
相手がぬれているのを見て「びしょぬれじゃない!」と驚くので「ja」が入ります。denn・etwa は疑問文の語で、平叙文には入りません。
問2(ゲーテ B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Du musst mir den Weg nicht erklären, ich war ( ) schon oft bei dir.
- denn
- etwa
- bitte
- ja
答えと解説
正解:4. ja
「(知ってのとおり)何度も来ているから」と相手も知っていることを示すので「ja」が入ります。denn・etwa は疑問文の語で、bitte は依頼の文で使います。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「doch」(心態詞) 〜でしょう・〜してよ(念押し・促し)
- 「eben・halt」(心態詞) 仕方がない・そういうものだ
- 心態詞(まとめ) 気持ちを添える小さな語(まとめ)