独検・ゲーテ・ドイツ語検定試験の文法ドリルと試験情報
ホーム > 文法一覧 > 推量の助動詞の意味と使い方

ドイツ語の推量の助動詞の意味と使い方

形:muss / dürfte / kann
意味:〜にちがいない・〜だろう(推量)
話法の助動詞は推量も表します。確信は muss(にちがいない)、dürfte(たぶん)、kann・könnte(かもしれない)の順に弱くなります。

形の作り方

条件形例
ほぼ確実muss + 不定詞Er muss zu Hause sein.
かなり確かdürfte + 不定詞Das dürfte nicht schwer sein.
可能性kann / könnte + 不定詞Das könnte der Grund sein.
ありえないkann nicht + 不定詞Das kann nicht stimmen.

例文

  • Bei Müllers brennt kein Licht. Sie müssen schon im Urlaub sein.
    ミュラーさんの家は明かりがついていない。もう休暇に出かけているにちがいない。
  • Die Reparatur dürfte etwa zwei Stunden dauern.
    修理は2時間ほどかかるでしょう。
  • Das kann nicht sein, ich habe die Tür doch abgeschlossen!
    そんなはずはないよ、ドアには鍵をかけたんだから!

使い方のポイント

  • 推量の dürfte は「たぶん〜だろう」の意味で、許可の dürfen とは別の使い方です。
  • 「〜のはずがない」は kann nicht です。muss nicht は「〜とは限らない」です。
  • 過去のことの推量は muss … gewesen sein / gemacht haben の形にします。

練習問題

問1(独検 準1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ich bin nicht sicher, aber das (  ) vielleicht die richtige Adresse sein.
  1. muss
  2. könnte
  3. will
  4. darf
答えと解説

正解:2. könnte

「確かではないが、たぶん」と言っているので、可能性を表す「könnte」が入ります。muss は「〜にちがいない」という強い確信で、vielleicht と合いません。

問2(ゲーテ B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Bei diesem Verkehr (  ) wir es kaum noch rechtzeitig zum Flughafen schaffen.
  1. durften
  2. dürfen
  3. dürftet
  4. dürften
答えと解説

正解:4. dürften

「この渋滞では間に合いそうにない」という推量なので、接続法 II の「dürften」が入ります。durften は過去形で「〜してよかった」の意味です。

この文法が出る級(目安)

※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。

あわせて覚えたい文法