ドイツ語の過去の推量(muss … haben)の意味と使い方
形:muss … gewesen sein
意味:〜したにちがいない(過去の推量)
推量の助動詞 + 過去分詞 + haben / sein で、過去のことを推量します。muss … gemacht haben は「〜したにちがいない」です。
意味:〜したにちがいない(過去の推量)
推量の助動詞 + 過去分詞 + haben / sein で、過去のことを推量します。muss … gemacht haben は「〜したにちがいない」です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| haben 完了の動詞 | muss + 過去分詞 + haben | Er muss es gewusst haben. |
| sein 完了の動詞 | muss + 過去分詞 + sein | Sie muss schon gegangen sein. |
| 確信が弱い | dürfte / könnte + 過去分詞 + haben | Er könnte es gesagt haben. |
| ありえない | kann nicht + 過去分詞 + haben | Er kann das nicht gesagt haben. |
例文
- Der Kuchen ist weg. Die Kinder müssen ihn gegessen haben.ケーキがない。子どもたちが食べたにちがいない。
- Das kann sie nicht ernst gemeint haben.彼女が本気で言ったはずはありません。
- Inzwischen dürfte der Brief angekommen sein.手紙はもう届いているでしょう。
使い方のポイント
- 過去の推量は、助動詞を過去形にせず、完了の不定詞(gemacht haben / gegangen sein)を使います。
- Er musste gehen.(行かなければならなかった)は過去の義務で、推量とは違います。
- 「〜したはずがない」は kann nicht … haben で表します。
練習問題
問1(独検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Das Fenster steht offen, und die Katze ist weg. Sie muss hinausgesprungen ( ).
- haben
- werden
- sein
- gewesen
答えと解説
正解:3. sein
「外に飛び出したにちがいない」という過去の推量で、hinausspringen の完了は sein なので「sein」が入ります。haben は合いません。
問2(ゲーテ C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Er spricht perfekt Spanisch. Er muss lange in Spanien ( ).
- gelebt haben
- gelebt sein
- leben haben
- gelebt hat
答えと解説
正解:1. gelebt haben
「長く住んでいたにちがいない」という過去の推量なので、muss + 過去分詞 + haben の「gelebt haben」が入ります。leben の完了は haben です。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 推量の助動詞 〜にちがいない・〜だろう(推量)
- 未来完了(Futur II) 〜してしまっているだろう(未来完了)
- 主張の wollen 〜したと言い張っている(本人の主張)