ドイツ語の前の文全体を受ける関係文の意味と使い方
形:…, was / wodurch …
意味:そのことは〜(前の文全体を受ける)
前の文全体の内容を受けて説明を続ける関係文は、was や wo(r) + 前置詞(wodurch・worüber など)で始めます。定動詞は文末です。
意味:そのことは〜(前の文全体を受ける)
前の文全体の内容を受けて説明を続ける関係文は、was や wo(r) + 前置詞(wodurch・worüber など)で始めます。定動詞は文末です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 1格・4格 | …, was + … + 定動詞 | Er kam pünktlich, was mich freute. |
| 前置詞と組む動詞 | …, wo(r) + 前置詞 + … 定動詞 | Sie lachte, worüber ich mich ärgerte. |
| 手段・結果 | …, wodurch + … 定動詞 | Es regnete, wodurch es kühler wurde. |
例文
- Der Zug hatte Verspätung, was bei diesem Wetter niemanden überraschte.列車は遅れたが、この天気ではそのことに誰も驚かなかった。
- Er hat die Prüfung bestanden, worüber sich seine Eltern sehr gefreut haben.彼は試験に合格し、そのことを両親はとても喜びました。
- Die Firma hat ihre Preise gesenkt, wodurch sie viele neue Kunden gewonnen hat.会社は値下げをし、それによって多くの新しい顧客を得ました。
使い方のポイント
- 前の文全体を受ける時は、das ではなく was を使います(Er kam, was mich freute.)。
- 前置詞と組む動詞では wo(r) + 前置詞にします(sich freuen über: worüber)。
- 人や物を受ける普通の関係文(der, die, das)と違い、文全体の内容を受けます。
練習問題
問1(独検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Mein Nachbar hat mir beim Umzug geholfen, ( ) ich ihm sehr dankbar bin.
- was
- woran
- worauf
- wofür
答えと解説
正解:4. wofür
前の文全体を受け、dankbar は für と組むので、wo(r) + für の「wofür」が入ります。was だけでは前置詞 für の意味が出ません。
問2(ゲーテ C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Die Straße wurde verbreitert, ( ) der Verkehr jetzt besser fließt.
- was
- wodurch
- worüber
- wofür
答えと解説
正解:2. wodurch
道路の拡張という前の文全体を受け、「それによって」と結果を表すので「wodurch」が入ります。was では後ろの文とつながりません。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「was」(関係代名詞) 〜すること・もの(was)
- wo(r) + 前置詞 何について・何で(物事を尋ねる)
- 「wohingegen・wobei」 〜なのに対して・ただし〜