ドイツ語の後ろに置く前置詞・枠の前置詞の意味と使い方
形:um … herum / … entlang / … gegenüber
意味:名詞の後ろや前後に置く前置詞
前置詞の多くは名詞の前に置きますが、entlang・gegenüber・nach などは後ろにも置け、um … herum のように名詞をはさむ形もあります。
意味:名詞の後ろや前後に置く前置詞
前置詞の多くは名詞の前に置きますが、entlang・gegenüber・nach などは後ろにも置け、um … herum のように名詞をはさむ形もあります。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 後ろに置く | 名詞(4格)+ entlang | den Fluss entlang |
| 前にも後ろにも | 3格の前でも後ろでもよい | dem Bahnhof gegenüber |
| 名詞をはさむ(場所) | um + 4格 + herum | um den See herum |
| 名詞をはさむ(起点) | von + 3格 + an / aus | von heute an / von hier aus |
例文
- Wir sind einmal um den ganzen See herum gewandert.私たちは湖をぐるっと一周歩きました。
- Von nächster Woche an arbeite ich nur noch vormittags.来週からは午前中だけ働きます。
- Meiner Meinung nach sollten wir früher losfahren.私の考えでは、もっと早く出発したほうがいいです。
使い方のポイント
- entlang は後ろに置くと 4格(den Weg entlang)、前に置くと 2格か 3格です。
- gegenüber は、代名詞の時は後ろに置きます(mir gegenüber)。
- 「〜によれば」の nach は後ろに置くことが多いです(meiner Meinung nach)。
練習問題
問1(独検 準1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Die Kinder saßen um das Lagerfeuer ( ) und sangen Lieder.
- entlang
- gegenüber
- herum
- hinaus
答えと解説
正解:3. herum
um + 4格 + herum で「〜の周りに」を表すので「herum」が入ります。entlang は道や川に沿って進む時に使います。
問2(ゲーテ B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Von morgen ( ) fahren die Busse alle zehn Minuten.
- an
- auf
- um
- zu
答えと解説
正解:1. an
von + 3格 + an で「〜から(ずっと)」と起点を表すので「an」が入ります。von と組んで名詞をはさむ形に auf・um・zu は使いません。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「entlang」 〜に沿って
- 「gegenüber」 〜の向かいに、〜に対して
- 「laut・zufolge」 〜によれば(情報の出どころ)