ドイツ語の「an」の意味と使い方
意味:〜のきわに、〜に接して
壁や窓・水辺など、何かに接している場所を表す前置詞です。場所は 3 格、方向は 4 格です。
壁や窓・水辺など、何かに接している場所を表す前置詞です。場所は 3 格、方向は 4 格です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 場所(wo?) | an + 3格(am) | am Fenster / an der Wand |
| 方向(wohin?) | an + 4格(ans) | ans Fenster / an den Tisch |
| 水辺・川 | am Meer / am Fluss | Wir wohnen am Rhein. |
| 日付・曜日 | am + 日付・曜日 | am Montag / am 3. Mai |
例文
- Der Kalender hängt an der Tür.カレンダーはドアに掛かっています。
- Setz dich doch ans Fenster, da ist es hell.窓際に座りなよ、明るいから。
- Mein Onkel hat ein Haus am Bodensee.おじはボーデン湖のほとりに家を持っています。
使い方のポイント
- an は横や下から接している時、auf は上に乗っている時に使います(an der Wand / auf dem Tisch)。
- 時を表す am(am Montag)も、an と dem の融合形です。
練習問題
問1(独検 4級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Paul geht ( ) die Tafel und schreibt das Wort.
- auf
- an
- unter
- über
答えと解説
正解:2. an
黒板のそばへ行って書くので、接する所へ向かう「an」が入ります。auf die Tafel だと「黒板の上に乗る」意味になり、合いません。
問2(ゲーテ A1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Wir machen eine Pause ( ) einem kleinen Bach.
- in
- unter
- auf
- an
答えと解説
正解:4. an
水辺のきわにいるので「an」が入ります。in einem Bach は「小川の中」の意味になり、休憩の場所として合いません。
似ている文法との違い
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 3・4格支配の前置詞 場所は 3 格・方向は 4 格の前置詞
- 「auf」 〜の上に(接して)
- 場所の前置詞 〜で、〜に(いる場所)