ドイツ語の「bloß・nur」(心態詞)の意味と使い方
意味:いったい〜(困惑)、絶対に〜(警告)
心態詞の bloß・nur は、疑問文で「いったい〜なんだ」という困惑やいら立ちを、命令文で「絶対に〜して・するな」という警告を表します。
心態詞の bloß・nur は、疑問文で「いったい〜なんだ」という困惑やいら立ちを、命令文で「絶対に〜して・するな」という警告を表します。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 疑問文(困惑) | 疑問詞 … bloß / nur | Wo ist nur mein Handy? |
| 命令文(警告) | 命令形 + bloß / nur | Sei bloß vorsichtig! |
| 願望の文 | Wenn … bloß / nur + 接続法 II | Wenn er bloß käme! |
例文
- Was hat er bloß gegen mich?いったい彼は私の何が気に入らないんだろう?
- Vergiss bloß nicht deinen Pass!パスポートを絶対に忘れないでね!
- Wie soll ich das nur bis morgen schaffen?これをいったいどうやって明日までに終わらせればいいの?
使い方のポイント
- この働きでは bloß と nur はほぼ同じ意味ですが、bloß のほうが強く響くことがあります。
- 副詞の nur(〜だけ)とは別です(Ich habe nur zehn Euro. 10ユーロしかない)。
- 警告の命令文では、強く読む ja も同じように使えます(Komm ja nicht zu spät!)。
練習問題
問1(独検 準1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ich habe meine Brille verlegt. Wo habe ich sie ( ) hingelegt?
- ja
- halt
- bloß
- ruhig
答えと解説
正解:3. bloß
疑問文で「いったいどこに置いたんだろう」と困った気持ちを表すので「bloß」が入ります。ja・halt は平叙文で使う心態詞です。
問2(ゲーテ B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Fahr ( ) nicht zu schnell, die Straße ist glatt!
- nur
- denn
- etwa
- eigentlich
答えと解説
正解:1. nur
命令文で「絶対に〜するな」と警告を強めるので「nur」が入ります。denn・etwa は疑問文で使い、命令文には入りません。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。