ドイツ語の完了の zu 不定詞の意味と使い方
形:… gemacht zu haben
意味:〜したこと(主文より前のこと)
過去分詞 + zu haben / zu sein で、主文より前に終わったことを表します。haben と sein の使い分けは完了形と同じです。
意味:〜したこと(主文より前のこと)
過去分詞 + zu haben / zu sein で、主文より前に終わったことを表します。haben と sein の使い分けは完了形と同じです。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| haben 完了の動詞 | 過去分詞 + zu haben | Er bereut, es gesagt zu haben. |
| sein 完了の動詞 | 過去分詞 + zu sein | Ich freue mich, gekommen zu sein. |
| 受動 | 過去分詞 + worden zu sein | Er ist froh, eingeladen worden zu sein. |
例文
- Ich bin froh, die Prüfung endlich bestanden zu haben.ついに試験に合格してほっとしています。
- Sie behauptet, den Brief nie bekommen zu haben.彼女は、その手紙を一度も受け取っていないと言っています。
- Bereust du es, nach Berlin gezogen zu sein?ベルリンに引っ越したことを後悔している?
使い方のポイント
- zu 不定詞の内容が主文より前のことなら、完了の zu 不定詞にします(Er ist froh, gewonnen zu haben.)。
- 主文と同時やそれより後のことなら、普通の zu 不定詞です(Er hofft, zu gewinnen.)。
- 主語が違う時は dass の副文にします(…, dass er gewonnen hat.)。
練習問題
問1(独検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Er erinnert sich nicht, den Schlüssel auf den Tisch gelegt zu ( ).
- haben
- sein
- hat
- werden
答えと解説
正解:1. haben
主文より前のことを表す完了の zu 不定詞で、legen の完了は haben なので「haben」が入ります。sein は sein で完了を作る動詞の時です。
問2(ゲーテ C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Er ist froh, trotz des Staus rechtzeitig am Bahnhof ( ).
- angekommen zu haben
- angekommen sein
- angekommen zu sein
- angekommen ist
答えと解説
正解:3. angekommen zu sein
着いたのは喜んでいる時より前なので完了の zu 不定詞にし、ankommen の完了は sein なので「angekommen zu sein」が入ります。
この文法が出る級(目安)
※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- zu 不定詞 〜すること(zu + 不定詞)
- 接続法 II の過去 〜していたら…だったのに(過去の仮定)
- 未来完了(Futur II) 〜してしまっているだろう(未来完了)