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ドイツ語のwenn を省いた条件文の意味と使い方

形:Hätte ich Zeit, …
意味:もし〜なら(wenn を省いた形)
条件の wenn を省くと、定動詞が文頭に来ます。後ろの主文は so・dann や定動詞で始めます。書き言葉や仮定の文でよく使います。

形の作り方

条件形例
事実と違う条件Hätte / Wäre + 主語 …, …Hätte ich Zeit, käme ich mit.
現実の条件定動詞 + 主語 …, (so / dann) …Regnet es, (so) bleiben wir hier.
可能性の低い条件Sollte + 主語 … 不定詞, …Sollte es regnen, bleiben wir hier.

例文

  • Hätte ich das gewusst, wäre ich früher gekommen.
    それを知っていたら、もっと早く来たのに。
  • Sollten Sie Fragen haben, rufen Sie uns bitte an.
    ご質問がございましたら、お電話ください。
  • Gäbe es mehr Busse, würden weniger Leute mit dem Auto fahren.
    バスがもっとあれば、車で行く人は減るでしょう。

使い方のポイント

  • wenn を省くと疑問文と同じ語順になるので、後ろの主文があることで条件文だと分かります。
  • Sollte … は「万一〜なら」と、可能性が低い条件によく使います。
  • 後ろの主文の頭に so・dann を置くことがあります(Hätte ich Zeit, so käme ich.)。

練習問題

問1(独検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
(  ) der Strom heute Abend ausfallen, zünden wir Kerzen an.
  1. Wenn
  2. Sollten
  3. Sollte
  4. Sollst
答えと解説

正解:3. Sollte

wenn を省いた「万一停電したら」という条件で、主語は単数の der Strom なので「Sollte」が文頭に来ます。Wenn なら定動詞が文末に要ります。

問2(ゲーテ C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
(  ) wir früher losgefahren, hätten wir den Stau vermieden.
  1. Wären
  2. Wenn
  3. Hätten
  4. Waren
答えと解説

正解:1. Wären

wenn を省いた過去の仮定で、losfahren の完了は sein なので「Wären」が文頭に来ます。Wenn だと losgefahren の後ろに wären が必要です。

この文法が出る級(目安)

※ 独検の級は、独検の公式の過去問題サンプルと、独検向けの市販の対策本・文法書が各級で扱う項目をもとに当サイトで決めたものです。資料が少ない項目は、CEFR のレベルから独検の公式の目安(各級と CEFR のおよその対応)で当てはめています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ ゲーテ・ドイツ語検定試験のレベルは、A1・A2 はゲーテ・インスティトゥートの試験の手引きにある文法の一覧、B1 以上は CEFR のレベルごとの市販の文法書・教科書が扱う項目をもとに当サイトで当てはめたものです。C2 だけに出る文法は資料がほとんど無いため、C2 向けの文法は C1 の一覧に含めています。主催団体が定める出題範囲の一覧ではありません。

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